2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

到着

機内で13時間過ごし、10時半に関空に到着。日本はとても暑く、湿度が高い。ちなみにプラハ時間では26時半、機内ではうるさくてあまり眠れず、すごく眠い。肩にかけたiBookがとても重く感じる。 空港までCがお出迎え。空港のネット端末でメールをチェックし、…

帰国

起床は8時。Foo夫妻に借りたトレーナーをお返しし、朝食を食べ、タクシーで空港へ向かう。空港で、宿泊施設の部屋の鍵を返していなかったことに気づく。もうあらかたコルナを使ってしまった後だったので、公衆電話をかけようとして四苦八苦。誰もコインの両…

その後

Foo夫妻とトラムに乗って市街地へ。寒いだろうと夫妻から長袖トレーナーを借りる。お世話になりっぱなしです。一緒にモルダウ湖畔を散策、夢に見た"Dancing building"も見る。夕食に間に合うように宿舎に帰る。

講演内容(午後)

Vetterlein氏の話はFuzzy論理の特徴づけに関して、Zachより話を掘り下げたもの。話の最中で、ゲームによってFuzzy論理の意味論を特徴づけるFerm?llerの結果を紹介していた。Fuzzy truth value は確率とは全く別の概念であるというのが定説だが、ゲームによる…

昼食は

Foo教授に誘われて、教授夫妻とイタリアン・レストランへ。安いしおいしいが、いかんせんパスタが標準で一皿450g。夫妻は二人で一皿を頼んでいた。発表の終わった開放感からビールも飲む。チェコのビールは最高。会場に戻るとHajek教授が来ていた。投稿中の…

発表 & 質問

基本的には好評だった模様。それなりの興味を集めることができたようだ。 質問もいくつか。 しかし、正直、発表直後で気が抜けて頭が真っ白になってしまい、最初の質問の内容を理解するまで2分以上かかってしまい、えらい恥ずかしい目に遭う。 一番ひどかっ…

講演内容(午前)

Milne氏の"Bets and Boundaries"、Rough集合を使って Imprecisely specified events の確率を推定するという話。Rough集合のなすBoolean algebraを考え、Bollean algebraの性質とimprecisely eventsの性質を対応させたりして、とても面白い。 Zardini氏の発…

プラハ会議(最終日)・発表

起床は7時。さっそく発表練習を30分する。

Banquet

は19時から。ネクタイを締めていたのは私だけ、損した気分。見事に知り合い同士が固まったパーティーだった。でもビールがとてもうまかったし、私も退屈しなかったからいいけれど。 St. Andrewsの院生で以前メールをくれたZ君と話をする。イタリア人で、ドイ…

本日午後

の講演は無し。観光タイムのはずだが、私は当然部屋で原稿修正。昼食を買いに近くのスーパーへ向かうが、地図があるのに迷う。水とサンドイッチを買って宿舎へ。原稿修正と発表練習、壁に向かって原稿を読み上げる。

講演内容(午前)

Keefe氏(かのKeefe!)の講演は "Vagueness without Context Change"というタイトルで、文脈主義における文脈の固定の困難さについて。激しい議論の応酬になっっていた。早口だし話について行けず。 Greenough氏(St. Andrews)の講演は"The Open Future"とい…

プラハ会議(三日目)

起床は7時。やっぱり原稿の修正。

Round table

に夕方顔を出してみる。要は参加者の自由討議時間、主なテーマはLogical Prularismについて。Prulalismを推奨する発言者にShapiroが「ではmeta-theoryのためにどんな論理を採用するつもりか」と吐き捨てるように聞いていたのが印象的だった。確かに見過ごさ…

その後は

講演に出ず自分の原稿の修正に追われる。夕方"Round table"に顔を出すのみ。昼食は月曜に買って冷蔵庫に入れておいたサンドイッチ。必死の準備の甲斐あってか、何とか見られるものになってきた。人間、全力でやれば何とかなるものだと感心する。 21時に夕食…

講演内容(午前)

Zach氏の"Vagueness and Fuzzy logic"を聞く。Godel logicに関する共著の結果の紹介と、後は他人の結果のサーベイ。Fuzzyは真理値が[0,1]の実数にexplicitに決まる点で真にvagueとは言えないので、実数値ではなくlatticeを考えたりしてみよう、という最近の…

プラハ会議(二日目)

起床は7時。朝から原稿書き。

ヨーロッパのトイレ

最後に全く関係ない話を一つ。プラハのトイレ、大の方の扉には鍵がない。最初は面食らう。あとで聞くと、 扉が半開きなら中に誰もいないことを表しているので、そのままドアを開ける ドアが閉まっていたらとにかくノックする だそうだ。ちなみにこれはヨーロ…

夜のプラハで迷子

Foo教授に誘われ、8人ぐらいで夕食を食べに行く。宿舎から歩いて10分ぐらいのイタリア料理店で、テラスでビールを飲む。 それはそうと9月のプラハ、昼は日差しが暑いが夜は寒い。特に屋外は半袖では耐えられない。服装は昼間のままの半袖、テラスで2時間我慢…

初日の最後はEvans' vague object

に関して、ノルウェーのBjordal氏による講演。Evansのvague objectに関する証明では無制限な形でλ項を使用するので、それが矛盾の原因だとという反論がある。それを反証するため、λ項を使用せずに、Hilbertのε項を使用して書き直してみた、という内容。5行の…

講演内容(午後)

午後もいくつか。 オーストラリアのFoo氏によるFuzzy論理の応用的な話題、Prototypeをfuzzy理論で推計する話。面白いが時間の都合で概説だけ。彼は中国系でマレーシア(?)出身、アメリカの大学に行きオーストラリアに就職、日本にも何回も来ているそうだ。…

昼食時

Fuzzy logicおよびMV-algebraの専門家であるV氏と知り合いになる。スロバキア人(だったはず)で、現在スペインの "Europe Soft Computing Center" にいる。"Soft Computing" とは何かと聞くと「よく分からない」。ファジイ論理の数学的研究と言っても誰にも…

講演内容(午前)

Shapiro氏の話は、可能世界意味論を使って文脈主義を表現するもの。よくある話か。Shapiroは背が低く少し小太りで白髪のおじさん、見た目は陽気そうだけれど実際には少し気むずかしい感じがする。早口で厳しいコメントをときどき挟む。ユダヤ系であることを…

プラハ会議(初日)

起床は7時。9時半まで原稿の修正。本館に行って朝食後参加費を払う。10時20分から会議開始。

夜は

原稿を見直しながら宿舎でビールとサンドイッチの夕食。テレビをつけるとMTVで「攻殻機動隊 2nd GIG」の茅葺首相暗殺未遂事件の回をやっていた。それもチェコ語吹き替えで。タチコマの吹き替えがやたら似ている。 余り関係ないが、説明書をおいてきたので腕…

準備の合間

15時に、気分転換のため歩いてプラハ市中心部へ。4時間市中心部を散策。城!国民劇場!カレル橋!モルダウ!旧市街! カフカ博物館は展示解説がすべて英語、あからさまな観光客商売だ。展示はカフカの小説のインスタレーションといった感じで、内容はすばら…

プラハでも原稿書き

起床は7時。時差ボケか。8時に本館に行き朝食。濃いコーヒーがとてもおいしい。 その後、飛行機の中で考えた方針を元に、脇目もふらず原稿の修正。14時頃、やっとある程度形になる。その後本館に行ってプリンターを借りて印刷させてもらう。

チェコの

入国審査は拍子抜けするぐらい簡単。両替をして、タクシーで宿泊先へ。チェコのタクシーは1コルナずつメーターが小刻みに上がっていくので心臓に悪い。宿泊先の場所へ着くが、運転手が場所が分からないので「住所はこの辺だから」といって降ろされる。薄暗い…

11時15分発の

スキポール行きKLMで約13時間。タクシーでも機内でも原稿の修正にかかりっきり。機内が消灯になった後は機内映画で"Chicago"を見る。実は折り目正しい監獄ものミュージカル。機内では余り眠れず。スキポールに日本時間24時半に到着。空港警備は厳重。待ち時…

出発

長い一日。今回の出張はiBookを持参、荷物が重くて仕方がない。起床は6時半。7時に乗り合いタクシーが迎えに来る。9時に関空に到着。

大学に来て発表の準備、全然終わらない。Cとの夕食の約束もキャンセルしてもらう。21時頃大学を出る。Tsutayaでdvdを返却してから帰宅。コンビニで買ったサンドイッチで夕食。スーツケースに服を詰めてから寝る。・・・一回寝た後、念のためプラハの気温を見て…