講演内容(午前)

  1. Milne氏の"Bets and Boundaries"、Rough集合を使って Imprecisely specified events の確率を推定するという話。Rough集合のなすBoolean algebraを考え、Bollean algebraの性質とimprecisely eventsの性質を対応させたりして、とても面白い。
  2. Zardini氏の発表はSorites Paradoxを起こさない新手の論理として "Tolerance logic"というものを提案する、というもの。→のtransitivityを制限するという過激なアイディア。これを意味論(lattice)で定義するというもの。野心的な試みだが、過激すぎる気もする。