ファジイ

最終日

Godo氏の話は、認識論的立場から文のmeasureを導入し、そのmeasureからファジイ論理を導入する、という路線の概説。Halpernなどと近い立場か。measureはprobabilityやbelief のdegreeと近いものとされる。しかし、国によって、ファジイ論理の意義付けの方法…

「円卓会議」

恒例 "round table"、要はパネル・ディスカッション。議題はファジイ論理研究とその応用(哲学的/自然言語理解的/工学的)の価値について。 N氏:「哲学者はみんな聞く耳持たない!!」 会場から:「アナタの態度は、アナタのいうところの哲学者の態度その…

三日目

Fermuller氏の話は、"challenge of semantics"会議でやっとのと同じく、ファジイ論理をいわゆるintended model(真理値が[0,1]のモデル)以外のモデルを使って解釈することで、その哲学的・認識論的応用を広げようという話。具体的には、ゲーム意味論の使用…

二日目

Agzzoli氏の話はBL-algebraを拡張し、[0,n+1][0,1]のpiecewise-linear functions with integer coefficent mappingのクラスによって生成される n-BL algebraの話。CG(Mathematica?)を駆使した多くの図が楽しかったです。 Vetterlein氏の話は、ウイーン医科…

初日

最初の講演はHajek氏。fuzzy論理研究の現段階の概観。 それからチェコ・グループ第二段としてBehounek氏の話、ゲーデル論理上の集合論。竹内-地谷のFZFの部分体系で、equality relationはprimitiveとして最初から与えられ、fuzzy relationとして規定されてい…

LATD 1st. オープニング

本会議は、実は、ホストのF.M.氏の60才の記念にあたるとか。おめでとうございます。

"The Sorites paradox and fuzzy logic" (Petr Hajek & Vilem Novak)

International Journal of General Systems, Volume 32, Number 4, July 2003 , pp. 373-383(11)、ファイルはこちらから。1月2日に読了。砂山のパラドックスをファジイ論理を使って表現する場合、例えばハゲについてのバージョンでは、通常は 「髪の毛0本の…

"From fuzzy logic to fuzzy mathematics: A methodological manifesto" (Behounek L., Cintula P.)

Fuzzy Sets and Systems 157(5): 642-646, 2006。先日こちらで紹介した論文。preprintはこちら、彼らの運動のサイトはこちら。 ファジイ数学は、色々な人が色々なものを提案しているが、それらの理論はあまりにfragmentationされている:どれも定義の仕方が …

Foundations of Fuzzy Mathematics

B氏・Ci氏らによる研究プロジェクト。Web siteはこちら。飲んでいるときに紹介される。また、プロジェクトのマニフェスト Behounek L., Cintula P.: From fuzzy logic to fuzzy mathematics: A methodological manifesto. Fuzzy Sets and Systems 157(5): 64…