最終日

  1. Godo氏の話は、認識論的立場から文のmeasureを導入し、そのmeasureからファジイ論理を導入する、という路線の概説。Halpernなどと近い立場か。measureはprobabilityやbelief のdegreeと近いものとされる。しかし、国によって、ファジイ論理の意義付けの方法がまったく違う*1のは面白い現象だ。
  2. Font氏の話は、真理の度合い理論を代数的意味論の枠組みの中で定式化する話。要勉強。
  3. Novak氏の話は、ファジイ論理上の型理論。Cintula-BehounekのFCTと多くの部分がお互いに翻訳可能らしい。


昼食の風景。

*1:イタリアでは代数系(MV代数)の一種として、チェコではBL論理の拡張として、オーストリアではゲーム意味論から、日本では部分構造論理の一種として