映画

「スカイ・クロラ」

傑作。空がヨーロッパの空。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

旧版のアレさが薄まって普通のアニメになったと聞いていましたが、見て安心しました。やっぱり電車での問答がないとエヴァじゃないよね。「逃げちゃダメだ」「知らない天井」等も健在。 旧版との大きな違いの一つは、家出の際のエピソードがだいぶ少なくなり…

「魔笛」(ケネス・ブラナー)

1910年代後半、夜の女王率いる青軍とザラストロ率いる赤軍は果てしない塹壕戦に明け暮れていた。青軍の青年将校のタミーノは、夜の女王の命を受けた3人の看護婦によって毒ガスから救われ、毒ガス探知のためのカナリア飼育係の一兵卒パパゲーノと共に、赤軍司…

「ドラムライン」

先日NHK BS で放送したものの録画。主人公が、急に優等生に豹変しすぎ。

「攻殻機動隊 Solid State Society」

えーと、面白かったんですけれど、どこかで見たことのある展開ばかりで、何というか、お約束だけを繋げて一本作っちゃった、みたいな・・・。

「イル・ポスティーノ」(マイケル・ラドフォード監督)

1996年イタリア。先月末に買ったDVD、夕食後Cと見る。まだ見てなかったのが恥ずかしい名作。主人公のマリオの詩は実は超モダン系で、「作品番号7・島の星空」は1950年代としてはとても前衛的だ。あと、どうでもいいけど、やっぱりダヌンツィオは右翼御用達の…

「グッドナイト&グッドラック」(ジョージ・クルーニー監督)

2005年アメリカ。先週Tsutayaから借りてきたDVD、夕方一人で見る。昔の社会派映画へのオマージュか全編白黒。1954年赤狩り吹き荒れるアメリカで、エド・マーロー vs マッカーシー上院議員の、オヤヂ達の熱い戦い。渋い映画です、おすすめ。関係ないけれど、…

「太陽」(アレクサンドル・ソクーロフ)

やっと行ってきました。面白かったです。Cにも好評でした。 この映画は第一にソクーロフ監督の映画であって、史実に忠実かどうかは、作品の価値にはあまり関係がないように思われる。空襲の幻想シーンが印象的。 しかしLenfilmのロシア映画なだけあって、た…

「立喰師列伝」

見てて疲れた。Cは途中から寝ていた。

「マイセン幻影」

プラハが舞台、雰囲気が良くでている。キャストも渋い。しかし最後の病床のウッツがうなされるシーンは、ちょっと安易だと思う。あんなことをした理由がもう少し多様な解釈を許すようにできなかったものか(原作でほのめかされている「証拠隠滅」説とか)。…

「ヒトラー 最期の12日間」(2004年ドイツ)

軍医の教授がPoliticaly correctすぎるが、それ以外の点では淡々とした演出に好感が持てる。しかしゲッベルス夫人怖い・・・話そのものは有名だけど、こう映像化されるとショッキングだ。疲れ切ったヒトラー本人よりも、こちらの方がナチス政権の本質をよく表し…

「リチャード三世」(イアン・マッケラン主演)

を見る。1930年代のイギリスに舞台を移してある。うまい。演技もなかなか。しかし1930年代のはずなのに戦場をT-72が走り回っている。ついでにスタンレー卿(俳優はITV版「ホームズ」ワトソン博士の2代目の人)が空軍司令官っていうのはどうか。夕食は夏野菜…

カモメ食堂

Cと映画「カモメ食堂」を見に行く。小ネタを集めていて楽しい。 アールトの家具にイッタラの食器、マリメッコの服といったフィンランド・デザインが画面にたくさん映り、Cはいたく気に入っていた。ただ登場する日本人女性全員がとてもお金持ちなことと、彼女…