「 ヨーロッパ史における戦争」(マイケル・ハワード )

中公文庫 2010年(改訂版)。戦争の社会的要素に注目した、コンパクトにまとまった本でした。ナポレオンの強さの理由がやっと分かったような気がする。さて、これは改訂版で、終章で第二次大戦終結から対テロ戦争までを扱っているけれど、叙述の粒度が他の章とバランスがとれていない気がします。