"On an arithmetic in a set theory within fuzzy logic"

15時より15時半まで。発表の出来そのものは普通でしたが、はい、久しぶりに失敗したという感じがしました。
というのも、今回の発表の骨組みは昨年夏イギリスで発表したときのものだったのですが、非古典論理の代数的意味論の専門家たち向けでした。今回は聴衆のほとんどが逆数学を学ぶ大学院生達で、背景説明や体系についての解説が明らかに不足していました。これからは気をつけよう。内容に関しては、S氏などに興味を持ってもらえたようで、

  1. この体系の無矛盾性はどんな体系で証明されたのか
  2. この算術の体系の consistency strength はどのくらいか?PAとどっちが強い?

などの質問を受けました。1はWhiteの証明がありますがもっと弱い体系で出来ないかが今後の課題ですし、2はまだ全然考えていなかったのでこれからの課題です。