「二十世紀の法思想」(中山竜一)

はやしのブログで紹介されていた本。先月末頃に購入。とても面白かったです。
法哲学における言語論的展開についての入門書、ケルゼンからドゥオーキンを経てデリダフェミニスト法理論まで。法体系における相反する法原理間で決定をどう下すかなど、論理学の適用という観点からも興味深い問題が目白押し。いままで法学をまじめに勉強したことがなかったけれど、それが残念に思える。