2007-10-21から1日間の記事一覧

ラッセルのパラドックス:傾向と対策 (3.1.7) : 証明論的アプローチへの補足;Fitchの "demonstrably consistent" な set theory F

以前、ラッセル・パラドックスへの証明論的アプローチ(グリシン論理など)を取り扱った際に忘れていた話を紹介いたします。もう一つ、古典論理を認めるものの、ある特別な種類の証明図(正規化できない証明)を証明として認めないことにより、ラッセル・パ…

ラッセルのパラドックス:傾向と対策 (3.2.4.2) :ファジイ論理・・・一番狭い意味で (2)

前回はファジイ論理と多値論理の関係について取り上げました。今回は、ファジイ論理の数学的な定義と、ファジイ論理上の集合論について手短にご紹介したいと思います。 (狭い意味での)ファジイ論理とは 他の業界ではともかく、数理論理学におけるファジイ…

「ゲーデルの定理と金融」(小林慶一郎)

h師の日記経由。朝日新聞 の昨日の朝刊28面より。 「リスクに対処するための金融商品自身が新たなリスクになる」という論文のロジックは、数学や論理学の世界で有名な「ゲーデルの不完全性定理」と関係しているのではないか、と私は考えてきた。 「私の発言…

よく晴れる。しかし空気が冷たい。起床は11時。Cとうどん屋に行き昼食。 阪急駅前の本屋とスーパーによって帰る。