ワークショップ「様相論理の『意味論』再考 -クリプキ意味論を超えて-」

というわけでワークショップです。要旨は以下の通り。

  • 疑問:なぜ、様相について語る哲学者の多くが、クリプキ意味論のみを使用し、可能世界について語るのか
    1. 可能世界の存在にコミットしないで、様相性について語る方法はあるのか?
    2. どのようなケースで非クリプキ意味論が必要になるのか?
    3. クリプキ意味論を使用しない様相性の身近な実例とは?
  • 解答:
    1. 「セマンティックス」と「意味理論」の完全な分離が必要
    2. 論理規則に関する理解を深めるため
    3. 例:論理的帰結関係

堤題者の皆様、また、会場にお越しの皆様、ご協力ありがとうございました。
今回のワークショップで、初めて司会を担当したのですが、堤題者と聴衆のみなさまには不手際をお詫びいたします。