"Mathematics without foundations" (Hilary Putnam) (3)

会場に私は30分遅れで到着、18時半より21時半まで。参加者3人、終了30分前にN君が到着する。p.12第2段落-p.15第2段落。
不完全性の話、証明不可能な算術の命題やCHに関するコーエンの証明など。不完全性定理については(わざわざ)ロッサー・タルスキ・モストウスキ・ロビンソンに言及し、集合論に関してはコーエンに言及していながら、「初等算術の決定不可能命題」に関しては誰の名前も挙げていない。もしかして、この決定不能命題ってヒルベルトの第10問題(ディオファントス方程式に関するやつ)で、自分がデイヴィスと共著でその部分的結果を得ている(最終的にはこの結果を元に解かれた)から、逆に誰の名前も書かなかったのでは、という憶測で盛り上がる。
他に、パトナムは「経験科学= alternativeを持つ」という定式化をしているけれど、それってどうだろうという議論。