午後の部

  1. JipsenによるGBL代数の話。BLの一般化で、ordinal sumに関するいい性質が成り立つ。・・・しかしこれだけ代数が増えると、頭が混乱する。
  2. ある意味「すごかった」のが、Iorgulescuによるαγ-algebraの話。ルーマニア人の(エキセントリックに見える)おばあさんで、residuated lattice上MVとBLの中間に当たるような代数を定義しましたと言う話だが、導入しただけで、導入して何をするという話は無し。ヲイ。
  3. 発表を一つさぼって町中へ、カードでポンドを買おうと銀行を回るも、パスポートを持っていなかったので断念。
  4. 本日の最後の発表は Lubarsky によるIZF(直観主義的ZF)やCZF(構成主義的ZF)のモデルを構成する話。IZFの位相的モデルは知っていたが、IZFのモデルを Kripke frame を使って作ったり、またCZFのモデルをcategory的に作る話は全く知らなかった。それを使って、例えばIZFなどで、Cauchy列によって定義される実数と、Dedekind cutによって定義される実数が異なるモデル(位相的およびKripke frameによる二種類)が構成できる。驚愕する。