19:30-20:30。
「リーバス警部」シリーズで有名な犯罪小説作家のイアン・ランキンの講演会に行ってきました。聴衆は年配の夫婦が中心で70人程度。本講演は最新作 "The complaints" の販売促進の一環らしく、
右手に最新作左手に白ワインという姿で30分間最新作の話をし、冒頭の朗読した後、30分会場からの質疑応答(キャ
ラクターや話に関する質問が主)となりました。服装は全身真っ黒、C曰く「顔はいいがお腹ががっかり」、しゃべりのうまい人で、いろいろ面白い話が聞けました。
- 朗読の最中、会場の初老の男性が急に倒れ、会場内にいた医者が具合を見た後救急車で搬送するという騒ぎがありました。救急車の音を聞くと「俺が殺したということで、警官が捕まえに来たのかと思った」。
- 年配の女性が「私はエジンバラに行きましたが、あなたの書かれているほど dark な街とは思いませんでした」と聞くと、「エジンバラが本当に dark かどうかは分かりません。多分、私が dark なんでしょう」。
- 最後に「あなたは休日も働いてますか」と聞くと、「ええ、私はワーカーホリックです、ワーカーホリックなんでしょう」と繰り返して、長編を一本書き終えても仕事は山積みだと答えていました。