Agda2.2.3 の MacBookAir/MacOSX 10.5.7 へのインストール

以前、一度MacBookAirのAgdaをインストールしたのだが、間違えてインストールした際のユーザアカウントを消してしまい、新しいユーザアカウントで再インストールをしなければいけなくなった。この一週間というもの悪戦苦闘していたのだが、本日昼間にやっと完了したので、苦労した点を備忘のためメモしておく。

インストール方法は

こちら参照。

GHCの複数共存

今回は、まず以前のバージョンのGHC(6.10.1)がインストールされている所へ、最新バージョン(6.10.3)をMacPort経由でインストールした。ところが、cabalやhappyなどをインストールしようとすると、コンパイルが途中で止まってしまう(特にunix-2.2.0の最中)。エラーメッセージでググると、どうやらGHCのバージョンが古いらしい。つまり、最新バージョンをインストールしたのにもかかわらず、システムでは古いバージョンがactiveなままであるらしい(自動的に切り替えてくれるのかと思っていたが甘かった)。
というわけで、6.10.1を port deactivate し、port uninstall して、6.10.3をactivateした(こちら参照)。

アクセス権の問題

今回の特殊事情として、他のユーザアカウントでinstallしたportを、現在のアカウントからupgradeしなければならなかった。ということで、アクセス権の問題が頻出し、sudo と chmod にはお世話になりました。

PATHの変更

Agda 2.2.3 を cabal install したら、もちろんpathを通す必要がある(~/.cabal/bin)。ところが、~/.profileにpathを追加しても、printenv PATH で見るとPATHが通っていない。再起動したらPATHが通るようになった。

Aquaemacsのバージョン?アクセス権?

やっと agda-mode が動くようになったので、Aquaemacsの昔インストールした ver.1.5 を起動させた。ところが、Agdaファイルを読み込むと

File mode specification error: (file-error "Cannot open load file" "haskell-ghci")

という理由で、Agda-mode になってくれない。万策尽きて、Aquaemacsの最新バージョン(1.7)をインストールしたら、問題なく Agda-mode になった。
これは、

  1. Aquaemacsのバージョンが古く、最新版のAgdaに対応していなかった
  2. Aquaemacsは昔のアカウントでインストールしたので、アクセス権の問題があったが、インストールし直したので今度はうまくいった

のどちらでしょうか。