某社の要求定義書検証サービス

俗に上流段階とも呼ばれる、要求定義段階の仕様書は、普通自然言語で書いてありますが、そのため曖昧性・多義性に満ちており、同一の語が別の意味で使われるなんてざらだと言われています。そのため、曖昧な表現を皆が自分勝手なやり方で解釈するのですが、これが実装段階のエラーの原因になる、といわれているそうです。
というわけで、某社がこのような曖昧な要求仕様書を検証するサービスをしていると聞いて、今回の見本市で某社コーナーに聞きに行ってみました。
曰く、「当社のベテラン技術員が、当社の検証の経験から仕様書の問題になりそうな箇所をチェックし、曖昧で誤解されやすい箇所などを指摘する」とのこと。たしかに、商売と言う面から見て、このアプローチが一番現実的だと思います。ただし、技術的に面白くないことこの上ないですが。