"A note on bounded arithmetic"(P. Pudlak)

16時から所内セミナー、Yg氏が発表。bounded arithmeticの階層 S^1_2について、S^1_2\not\vdash Con(S^1_2)であることが知られている。ここで、もしS_2\vdash Con(S^1_2)であれば、 S^1_2\subset S_2が示せたことになるが、残念ながらそれも証明できないことが知られている(Paris-Wilkee)。では、無矛盾性概念をもう少し制限してみたらどうだろうか。この論文は S_2\not\vdash BDCon_{S^1_2}を証明している。ただしBDCon_{S^1_2}の意味は、証明に現れる論理式が全てboundedであれば、 S^1_2の公理から出発してその証明が 0=1 を導出することはない、というもの。

(内容については後で追加します)