昨日

バンケット会場で同席したハルビン大学の助教授と、お互い暇なので会話。彼はアメリカなどに何度も行ったことのあるインテリだが、中国の政治制度に対する不満について盛んにまくしたてていた。ただし彼によれば、中央政府のエリートたちは今中国が何をなすべきかよく認識しているが、地方の役人は私利私欲にかまけ、教育やインフラ整備をなおざりにし、中央の指令を全く実行しない、というのが問題の本質なのだ、そうだ。
中央政府に対する素朴な信任がないかどうかが、政治的自由があるかどうかの差かもしれない。